2009May/04 カミソリ幹事長

日本屈指の切れ者政治家である自民党の細田博之幹事長が、汚沢代表宛公開書簡の連載（？）を始めたようです！
掲載先は自由民主党のホームページ。
今日までに４月２３日付と４月２７日付が掲載されています。
いずれもカミソリ細田の呼び名は伊達じゃないな、と思わせられる、皮肉たっぷりな内容です。
ちょっとだけ引用してみますね。（太字は引用者）

私たち政治家には、明日の日本を託されている責任があるのです。
小沢代表！　地方行脚をしている時間がおありなら、
日本のため、国民のために
ぜひ『党首討論』をお受けいただきたい。重ねてお願い申し上げます。（４月２３日付）

改めて思うんですけど、イギリスあたりなら間違いなく野党党首の方がノリノリで党首討論するんじゃないかしら？
だって、絶好の見せ場ですよ？
そもそも、そんなに説得力に自信のない党首や代表なら交代させられると思います。

財源不明なバラ撒き政策だってことがバレるのがそんなに怖いか？
別に党首討論しなくても、民主党が実現不可能なこと言ってるのは丸バレなんだが…


個人的に、本当なら聞き流せねぇな、と思った点を挙げると、
細田幹事長は、ミンスが連立政権を目指している関係上、

「憲法改正・日米安保に絶対反対の社民党・共産党の意見を決して無視できない」（４月２７日付）

と指摘しているのです。…共産党！？
見間違いかと思って二度見しちゃいましたよ。
三島由紀夫がさんざん警鐘を鳴らしていた容共政権じゃないですか！
私も、容共政権下では天皇制の存続が危ぶまれる＝日本文化の破壊の始まり、という
三島の主張は全く正しいと思っているひとりなので、
ミンス政権自体許す気はないですけど、共産に権力を持たせる気なら死ぬ気で阻止するぞ？

ちなみに。
昭和４３年に茨城大学で行われた、学生とのティーチ・インで三島は共産主義を嫌いな理由を明言しています。

「一言にいえば、私が共産主義を嫌いなのは美名をもって人間をたぶらかすからです。そして私は偽善というものが嫌いなんです。共産主義は自由な未来に向って人間を唆す毒薬だと思います。