2009Aug/22 日本人をとことん貶めたいんだな、ミンスは。

【０９衆院選】選択の焦点（２）外交・安保　民主「対等な日米関係」　自民は自衛隊派遣恒久法（産経ニュース 2009.8.20 22:21）

　自民、民主両党のマニフェスト（政権公約）には、生活・経済支援策が並び、論戦も熱を帯びている。それに比べると、外交や安全保障政策は深まりをみせていない。そんな中、「鳩山政権」樹立をにらみ、米国や中国などが論戦の行方を凝視している。特に中国は今年に入ってさまざまなレベルで民主党に接触を図ってきた。
　「中国と日本の間には、これまでの長い歴史がありますね」
　８月上旬、都内で民主党の岡田克也幹事長と会談した中国の崔（さい）天凱（てんがい）駐日大使はこう切り出した。崔大使は歴史認識問題で中国の意向を踏まえて対応するよう求めたとみられる。
　７月に発表した政策集「ＩＮＤＥＸ　２００９」で、靖国神社に代わる新たな国立追悼施設建設を明記した民主党の鳩山由紀夫代表は１２日、追悼施設建設の意欲を表明し、衆院選の新たな争点に浮上した。
　政策集には過去の日本の「罪」を追及する「恒久平和調査局」の設置も明記された。中国にとって、「攻勢」をかけやすい状況が生まれているとの“期待”が生じてもおかしくない。
　出席者によると、岡田氏は会合で、崔大使の話に熱心に耳を傾けたが、具体論には踏み込まなかったという。しかし、中国側は「（岡田氏が）異論を唱えた感じではなかった」と受け取ったとされる。
　中国外務省のアジア局長時代に、東シナ海のガス田開発協議など日本側との交渉のノウハウを熟知する崔大使は、こう念を押すことも忘れなかったという。
　「仮に民主党政権になった場合でも、これまでの日中間の合意事項は順守してもらいたい」
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　では、日本外交の根幹ともいえる日米同盟はどうなのか。

　「安保政策に一貫性のない政党に日本の安全を任せることはできない」
　１２日に都内のホテルで開かれた「新しい日本をつくる国民会議」（２１世紀臨調）主催の党首討論で、麻生太郎首相は、民主党が反対してきたインド洋での自衛隊の給油活動を政権獲得後は「当面継続する」としていることを批判した。保守系から旧社会党出身者までを抱え、外交・安保政策で明確な路線を示せない民主党の危うさを浮き彫りにする狙いだ。
　鳩山氏は「政権を取ったら、すぐにすべてを変えるみたいな発想を持つつもりはない」と“攻勢”をかわす一方、新たな国際貢献策について「アフガン支援では、国家建設や民生支援が日本の得意な分野だ」と述べている。オバマ米政権が「テロとの戦い」の一環として対アフガン政策を重視しているのを念頭に置いているとみられるが、具体策は明示していない。
　「沖縄の米軍普天間飛行場移設問題や給油活動などについて言質を取られないようにしてください」
　岡田克也幹事長は７月１７日、カート・キャンベル米国務次官補と都内で会談に臨んだが、その前日に党中堅から、こんな厳しい注文がついた。自民党は給油活動継続に加えて、対米支援の意味合いもある自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法の制定などを政権公約に盛り込んだ。
　一方の鳩山氏は１８日夜のＮＨＫ番組で「普天間や地位協定とかを再検討し、結論を見いだしていけばいい」と語った。日米地位協定の改定提起や米軍再編のあり方の見直しなど、これまでの日米合意を覆すような課題を協議に据える構えで、米側の警戒心は強い。
　ジョセフ・ナイ元米国防次官補やミシェル・フロノイ国防次官らが民主党執行部と会談し、対米政策の「現実的な修正」を求めたこともあるが、「何を持って『対等な日米関係』というのか見えない」（国防総省関係者）との米側の不安は解消されていない。

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　一方、米国の「核の傘」は日本の安全保障の核心だが、鳩山氏は１７日の党首討論会で、社民党の福島瑞穂党首に応じる形で、法制化に前向きな姿勢を示した。当初は慎重な姿勢を示していた鳩山氏だったが、連立相手となる社民党に配慮したともいえる。
　だが、北朝鮮の再核実験や中国が核戦力の近代化を進める中で、法制化が日本の安全保障や周辺の軍事情勢にどんな影響を与えるかという点についてはほとんど触れられないままだ。
　公約発表後の相次ぐ軌道修正や新政策の表明。
　「ピザのトッピングではないのだから、注文の度に色々なものをのせると最初の味が分からなくなる」
　自民党のある閣僚経験者は民主党の姿勢をこう皮肉った。（尾崎良樹）

鳩兄は、東大卒ってことでお勉強は出来たのかもしれないけど、現実には非常に論理性のない、不明瞭な話し方をする人ですよね…
わざとなのかもしれんけど、「政治家＝言語不明瞭」って、古い政治家のイメージだよなぁ…
竹下・金丸あたりの。
当然そこと繋がってる汚沢も「あー」「えー」「おー」で、何がいいたのかサッパリわからんし。

でも。いくら曖昧にしておきたいからって、これから首相を狙おうという人が、
外交と言う重要な要件を話すにあたって「みたいな」、「とか」なんていう言葉を使ってるっていうのは言語道断だと思う。
言質を取られて、外国政府に付け込まれる隙をそんなに作りたいのか？

麻生さんに突っ込まれて涙目になって声を震わせていた段階で、外交できるような器じゃないと思ってたけど、この産経の記事に書かれている発言を見てますます不安になりました。


ミンスの言う「対等な日米関係」は、日本人にもわからないよな。
結局、全てが曖昧な「イメージ」なんだよ。
「対等」なんて、口に出して目指すもんじゃなくて、アメリカが対等に付き合わざるを得ない日本になる方法を模索するのが現実的な方法だと思うんだが。

あ～。このへんは、「差別」だの「男女平等」だの「人権」だのっていう胡散臭い言葉にも言えることだなぁ。
自分は変わらないけど、相手はとことん譲歩しろ！っていう人の多いこと。
実際には崇高な考えであっても、主張する人間が傲慢で下品なせいで、イデオロギーそのものが敬遠されるというか。
わかっててやってるのか、熱心すぎて「自分は正義！」ってところから視界が広がらないのか…


しかし。
頭痛を覚えたのが「恒久平和調査局」の部分。
そんなに未来の世代に、日本人として生まれた自分を卑下してほしいんですか？

過去の日本の「罪」？
莫大な国家予算を割いて、台湾や半島にインフラを敷いてやったことか？
欧米の植民地だったアジア諸国に、自国語教育でアイデンティティを確立させて独立を促し、有色人種は決して劣った存在じゃないと希望を与えたことか？
半島や台湾に帝国大学を創立したことか？（大阪帝大、名古屋帝大より前に創立されてる）
女衒に騙されたりさらわれたりした「慰安婦」を黙認した日本軍人を死刑にしたことか？

私は、国の為に命をかけて下さった方々の気持ちを思うと、こんな暴挙を積極的に行おうとする民主党という存在に腹が立って仕方がありません。
「国の為に命をかけて戦った朝鮮人（当時は日本人）」だっていた（知覧の特攻平和会館には、朝鮮出身の特攻パイロットの写真も展示されている）のに。
朝鮮人は強制されて可哀想だけど、日本人は積極的に死にに行ったとでも言う気か？
いい加減、他国の「こうだったらよかった」という希望で出来た歴史ファンタジーに政府レベルで付き合ってやるのは、相手の為にもならないんだってことをわかれ！

私は、じいちゃん（太平洋戦争に出征）のことも、ひいじいちゃん（日露戦争に出征）のことも、ただの一度だって恥ずかしいと思ったことはないぜ。